アプリ開発者の役割としては、与えられた仕様書通りにプログラムを開発することである。仕様書通りにプログラムを作るとしても、仕様書を読んでいると多数の疑問点も湧いてくるであろう。その場合には、仕様書作成者との綿密な打ち合わせが重要で、その際はコミュニケーション能力を持っていることが大切となってくる。
また、アプリ開発にはプログラミング言語を使用するが、そのプログラミング言語は日進月歩で進化するものである。その進化についていけるように、日夜学習しておくのことも大切だ。さらには、ハードウェアも日夜進化するため、ハードウェアについての情報にも敏感になっておくことが大切だといえるだろう。業務を進める中で壁にぶつかることもあるが、その時にはインターネットなどを駆使して調査する能力の必要性も忘れてはいけない。
また、近年のプログラミング言語はオブジェクト指向の傾向が強い。他の開発者が作ったプログラムを再利用することが多いのだ。そのため、これまで他の開発者が開発したプログラム資産について覚えておくことも大切だ。それらのオブジェクトを再利用することで設計スピードを格段に向上させることができる。同時に、プログラムコードの共通化によりプログラムのメンテナンス性も向上させられるだろう。動作検証についてもアプリ開発者の仕事だ。細かいバグまで取り去るためあらゆるシチュエーションを想定して動作確認に取り組むが、その作業を完了させるには集中力と根気が必要となる。
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